外来のご案内

外来にかかりたい方へ

  • 当科の外来では、基本的には精神科医による診察(精神療法)と薬の調整を中心に治療します。
  • 他にも、必要に応じて、心理検査や作業療法、精神科デイケア(デイホスピタル)、ソーシャルワーカーによる医療相談や環境調整などを行っています。ご希望の場合は、主治医にまずご相談ください。
  • 年齢や疾患に関わらず、幅広い方の治療を行っております。
  • 当院は教育機関でもあるため、予診や医学生の見学などのご協力をお願いします。
  • 当院の検査や治療が終了し、病状が安定した患者さんには、ご紹介元の先生やご自宅・職場近くの医療機関をご紹介しています。
  • 入院治療をお考えの方も、まずは外来にご相談ください。

診療の対象

  • 統合失調症など
  • 児童・思春期精神障害
  • 双極性障害・うつ病など
  • 身体疾患にともなう各種精神障害
  • 不安障害・パニック障害・強迫性障害・
    適応障害など
  • 摂食障害
  • 認知症など
  • 発達障害
  • てんかん
  • 22q11.2欠失症候群

受診の方法

初診の方

予約センター03-5800-8630から音声案内に沿って、⑤番を選択してください。なお、音声の途中でも選択は可能です。
なお、こころの発達診療部に関しては、こころの発達診療部予約専用ダイヤル03-5800-9650までご連絡ください。

当院は特定医療機関のため、紹介状をお持ちでない初診患者さんにつきましては、別途特別料金(11,000円)をいただいております。また、スムーズな診療のため、できるかぎり近所の医療機関などを受診して東大病院あての紹介状を書いていただき、ご持参いただくことをお勧めします。

予約方法や当院受診の注意事項については、以下の東大病院HPもご参照ください
https://www.h.u-tokyo.ac.jp/patient/yoyaku/

【初診料】
2700円(保険により3割負担の場合)+α(診察内容によって診察料は異なります)
【受付時間】
月~金曜(祝日除く)8:30~17:00
午前の初診枠 平日9:00~
午後の初診枠 平日13:00~
【当日の流れ】
外来棟1階の
初診窓口で手続き
矢印外来棟4階40番窓口を通って
精神科外来にお越しください
東大病院の外来案内

※初診の診察について

まずは、予診医の方から当科の受診に至るまでの経緯をお聞きします。その後、初診医が本診をいたします。予診から本診までは、その日の初診枠の混み具合や緊急対応などでお待たせする場合もございます。あらかじめご了承ください。

質問促進パンフレット

再来の方

予約制です。
外来棟1階の再来機に診察券を通して、予約時間までに4階精神神経科にお越しください。
予約変更の場合は、予約センター03-5800-8630から音声案内に沿って、⑤番を選択してください。
ご予約当日のお問い合わせは、代表番号03-3815-5411から精神科外来までご連絡ください。

【診療時間】
月~金曜(祝日除く)
午前の診察枠 9:00~12:00
午後の診察枠 13:00~16:00

自立支援医療制度 が使えます。

受給者証と自己負担上限額管理表をご用意してご来院ください。当科に通院中の方で新規に利用をご希望の方は、主治医と相談の上、⑩番医療福祉の窓口で診断書のお申込みをお願いします。

専門外来

こころの発達診療部(児童)

こころの発達診療部では、自閉症スペクトラム障害、注意欠如・多動性障害、チック障害など、さまざまな発達障害をもつ方々の診療を行っています。発達障害臨床について豊富な経験のある複数の児童精神科医と心理士が協働して診療に当たり、専門的な診療への高いニーズにこたえると同時に、研究も行っています。

また、発達障害が疑われて精査を希望される青年・成人の方に対して、約2週間の発達障害検査入院プログラムも実施しています。

こころの発達診療部

こころのリスク外来

こころのリスク状態とは、思春期のこころの不調から統合失調症などのこころの病気になるリスクが高まっている状態です。「こころのリスク外来」では、こうしたリスクについて丁寧に診察を行い、リスクが高いと思われる方へ適切な早期支援を行い、よりよい回復を目指します。

こころのリスク外来(思春期)

22q11.2欠失症候群メンタルヘルス外来

22q11.2欠失症候群は、第22番染色体長腕q11.2領域の微細欠失を原因とする染色体起因疾患です。幼少期より先天性心疾患をはじめとした身体障害や知的障害を有しており、更に思春期以降に統合失調症様の精神病症状をはじめとした、精神疾患・精神症状を合併することがあることも知られております。個々の患者の発達的な多様性があることや、重篤な心疾患をはじめとした様々な身体疾患を有していることから、患者に精神症状を認められた際には、集学的な治療が必要であると言われております。そこで当科では、個々の患者の思春期前後における発達的評価を踏まえた精神症状に対する治療を行っております。

こころのリスク外来(思春期)

東大精神科では、22q.11.2欠失症候群をもつご本人や
ご家族の方にお役に立てる情報を集めた『22q-pedia
にじゅうにきぺでぃあ』を開設しています。

外来担当者

下記ボタンをクリックのうえ、ご覧ください。

東大病院 精神神経科 外来担当一覧

ソーシャルワーク

患者さんの生活が豊かになるように
お手伝いすることが私たちの仕事です

精神科にはソーシャルワーカーが2名在籍しており、当科におかかりの外来患者さんと入院患者さんのご相談にのっています。ソーシャルワーカーの相談室は、外来棟4階の精神科外来にあります。より良い医療を提供し、患者さんの生活が豊かになるようにお手伝いすることが私たちの仕事です。ソーシャルワーカーがその方の状況に応じて円滑に支援するために、患者さんには事前に主治医にご相談いただくことをお勧めしています。

03-3815-5411(代)精神科ソーシャルワーカーまでご連絡下さい

面談について: 初回は原則、主治医を介して調整させていただきます。

下記のようなお困り事やご要望がございましたら、どうぞお気軽にご利用ください。

  • 入院することになったけど医療費が心配
  • 友達や相談できる仲間がほしい
  • 自宅での家事が辛くなってきた
  • 働きたいけど病気のこともあり自信がない
  • かかりつけの病院を変えたいが自宅近くの
    医療機関をよく知らない
  • 家族が病気について理解してくれない  など

<社会資源の紹介(一部)>

  • 自立支援医療
  • 精神障害者保健福祉手帳
  • 障害年金